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- 朝が苦手で、ダルくて頭が回らない。
- なぜかわからないけど集中力が続かない。
- 30代半ば以降、不規則・不摂生な生活をしたあとの頭の回復が遅くなった。
こんなことを思った人はたくさんいるのではないでしょうか。
運動は「見た目の改善」「健康維持」「ストレス解消」といった目的で語られることが多いですが、「仕事や勉強の生産性を高める手段」としてもめちゃくちゃオススメです。
私自身、ジョギングや筋トレをすることで、集中力やモチベーションが高くなることを実感しています。
私だけでなく、多くのビジネス系のインフルエンサーや企業の社長さんが、生産性を上げる手段として、運動を勧めています。
この記事では、私の体験談に加えて、専門家の論文を少しご紹介します。
筋トレが生産性に与える効果(体験談)
朝の頭の冴え
朝に軽い筋トレを行うと、仕事開始時に頭がクリアになり、自然とやる気スイッチが入ります。作業を始めてすぐに集中できるようになります。
午後の眠気対策
休みの日はそんなに感じませんが、仕事の日の昼食後ってめちゃくちゃに眠くなりませんか?そんな時に腕立て伏せやスクワットで一度追い込めば、眠気をスッキリとることができます。
メンタルの安定・集中力の持続
仕事で「もう限界です。頭が働きません。」と思った時でも、筋トレをすると不思議とまた集中できるようになります。再度集中できる回数にはやはり限界はありますが、やならきゃいけない時に、限界を超えさせてくれるチカラがあります。
「運動が仕事能力を向上させる」ことに関する専門家のお話
運動が脳機能の活性化に役立つことを証明している研究論文は数多くあります。
日本でも中京大学の紙上教授がそのことについて研究されています。川上教授は運動・スポーツが認知機能や学力、仕事能力にプラスに作用することを科学的に証明している方です。
『日本の人事部 健康経営』というサイトに記事を載せられていますので、その内容について少しご紹介させていただきます。
20分の運動で記憶力が8週間も持続する驚きの効果
特に印象的だったのは、たった20分の運動が記憶力を8週間も向上させるという研究結果です。
「運動すると頭がスッキリする」という感覚は多くの人が体験していると思いますが、それが科学的に裏付けられているのは驚きです。
さらに、ジョギングや自転車運動などの有酸素運動だけでなく、ダンスやドリブルのような複雑な動きを伴う運動、さらには筋トレまでもが脳に良い影響を与えるとのこと。どんな運動でも脳にプラスになるそうです。
運動と仕事能力のつながり
紙上教授が強調されていたのは、「運動が仕事能力に直結する」という点です。
実行機能(計画力・論理的思考・感情のコントロールなど)は、まさに仕事を円滑に進める上で欠かせない能力。
その実行機能が運動によって改善されると聞くと、忙しいビジネスパーソンこそ運動を取り入れるべきだと感じます。
特に、自分自身の経験からも、デスクワークで煮詰まったときに軽く散歩やストレッチをすると、不思議と頭が整理されて新しいアイデアが浮かんでくることがあります。これはまさに研究結果と重なる体感だと思います。
習慣化のカギは「楽しさ」と「続けやすさ」
一方で、「忙しくて運動する時間がない」という悩みを抱える人も多いでしょう。
紙上教授は、短時間の運動でも効果があると指摘しています。5分や10分でもまずは始めること、そして「楽しい」と思える運動を見つけることが大切とのことです。
最近はゲームと運動を掛け合わせた「エクサゲーム」や、同僚と楽しむスポーツサークルなども注目されています。
義務感ではなく、楽しみながら続けられる環境を整えることが習慣化の一歩なのだと思います。
企業に求められる「運動にアクセスしやすい環境」
紙上教授は、人事部門や企業の役割にも触れていました。
福利厚生としてスポーツジムを安く利用できる制度や、オフィスにちょっとした運動スペースを作るだけでも、従業員のモチベーションは大きく変わるとのこと。
「健康のために運動しましょう」よりも、
「運動すれば仕事がはかどる・成果が出やすくなる」
というアプローチの方が、現代のビジネスパーソンに響きやすいのかもしれません。
まとめ:運動は最高の自己投資
私の実体験や専門家の研究結果から言えることは、運動は仕事のパフォーマンスを高める「最強の自己投資」だということです。
時間がない、疲れている、という理由で良いとはわかっていてもサボりがちな運動ですが、ほんの20分でも効果は確実に現れます。
この記事を読んで、仕事に追われているときこそ、頭を冴えさせるために体を動かすべきだと、更に強く思うようになりました。これからも継続していきたいと思います。
ただ、これまで生産性の向上について、運動に絞って述べてきましたが、言うまでもなく、睡眠・食欲・性欲の三大欲求を疎かにしては、運動の効果は十分に得られません。
運動・規則正しい生活・年齢ごとに適したほどよい禁欲の継続が生産性の向上に欠かせません。
充実した毎日を送るために、誘惑に負けず、自分を律して1日1日を大事にしていきましょう。
社会に勝つためにまずは自分に勝つ!
恥ずかしながら、最近の私のモットーです。